診療案内
診療の流れ
外来診療
訪問診療

外来診療

めぐみ在宅クリニックは、一般外来診療も行っておりますが、在宅療養支援診療所として訪問診療に力を入れています。一般外来は、月曜日、木曜日の午前中(受付8時45分~午前12時、診療午前9時より)です。

採血、採尿などを行うことが可能ですが、X線写真、CTスキャン、内視鏡などの諸検査は、 クリニックと連携している横浜甦生病院外来を紹介する形でご案内申し上げています。ご了承ください。

緩和ケア外来は火曜日の午前に行っています。 予約制となっておりますので、お電話で直接問い合わせください。

外来
9:00〜12:00一般緩和ケア×一般×××
12:00〜×××××××

訪問診療

当院は、どんな病気であっても、地域で苦しむ患者さまの在宅療養をサポートいたします。お気軽にご相談ください。当院では地域連携室の医療ソーシャルワーカーと看護師がお話を伺います。特にご病状の変化が早い場合は速やかに対応させていただきます。また、ご病状が安定されていても、通院が困難であれば、訪問診療としてお伺いいたします。何かお困りのことがありましたら、まずはお電話ください。

お電話でのお問合せ

訪問診療を始めるにあたって

すでに医療を受けている場合

今まで診療をされてきた担当の医師は、様々な形で患者さん・家族のことを案じています。通院が困難であったとしても自宅や介護施設で医療を継続するためには、今までの担当医から訪問医に引き継ぎができると良いでしょう。細かな相談は、病院であれば地域連携室などの窓口で紹介して頂けます。また、受け持ち看護師さんに相談されるのも1つでしょう。しかし、お世話になった医師に話をしにくい場合や担当医との関係性が良くない場合には、まずは当院の医療連携室にご相談下さい。当院では、苦しむ人の力になりたいとの理念で対応しております。必ずしも紹介状や訪問看護、ケアマネが決まっていなくても、必要に応じて(痛みが改善しない、もう病院には行きたくないなど)すぐに対応をして参ります。

医療を受けていない場合

今まで比較的元気であり、かかりつけ医などがいなかった人が、様々な理由から自宅で診療を希望されることがあります。この場合でも、まずは当院の地域連携室にご相談ください。

ご連絡のときに教えていただきたいこと

当院の医療ソーシャルワーカが対応致します。事前に下記の内容を参考にしてください。

① ご本人とご家族のプロフィール

  1. 患者さまご本人のお名前、生年月日、住所と連絡先
  2. ご家族のお名前と連絡先(患者さんと同居であれば省略可です)
  3. 家族構成

② 今の状況について

  1. 病名・病状
  2. 現在の食事量(元気な頃と比べて何割ぐらい召し上がれるのか)
  3. 現在の動ける範囲(一人で家の中を移動可能、トイレ歩行も困難など)
  4. 現在の昼間の起きている程度(昼間の半分以上は覚醒している、ほとんどうとうとしているなど)
  5. この1ヶ月の変化(あまり変化がない、この1ヶ月で食事量が減り、眠くなる時間が増えた、など)

③ 療養生活の場の希望

療養生活の場としての選択肢は、自宅、介護施設(有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど)、病院があります。それぞれ、良い面とそうではない面があります。いろいろな思いをふまえて患者さんがこれからどこで生活をしたいと希望されているか、家族からみて、患者さんがこれからどこで生活をしたら良いと希望されているのかをお伺いしたいと思います。

  1. 今は家で生活を送り、病状が変化した場合には入院したい
  2. 今の病院を退院しなくてはいけないが、とても自宅で看ることはできない。転院先を探している
  3. 今は入院しているが、将来は家に帰りたい。そして、最期は家で静かに逝きたい

④どのようなケアを受けたいと希望されているか

少しでも延命治療を受けていきたいと希望される方もいるでしょう。 一方で、これ以上の積極的な治療は希望しない方もいるでしょう。 在宅でも痛みをやわらげること、点滴や酸素を行うこともできる時代になりました。 患者さんは、どのようなケアを希望しているのでしょうか? あるいは、ご家族としては、どのようなケアを希望されるのでしょうか?

  1. あまり痛い治療は希望しない。病状が進んでも、無理に点滴などをせずに自然な経過で見守りたい
  2. もし、食事が取れなくなったら、点滴をしてほしい
  3. 点滴などの抗がん剤は希望しないが、家にいても経口で行える抗がん剤治療を受けたい
  4. 人工呼吸器、心臓マッサージなど、1分でも良いので延命治療を受けさせてあげたい