クリニックについて
院長紹介|一言コラム

2018.12

何もしなくてよい or これをすると良い

もし目の前で苦しむ人がいるとき、何もしなくて良いと指示される方が嬉しいでしょうか。それとも、これをするとよいと指示される方が嬉しいでしょうか?最近、“何もしなくて良い”という言葉を聞く機会があり、少し…
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2018.11

寄り添うという言葉について

“寄り添う”と言う言葉は、私はほとんど使いません。抽象度が高いからです。シンポジウムを聴きながら、もし私が寄り添うを問われたら、どのように答えるのか考えてみました。もし、目の前に苦しむ人がいたならば、…
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2018.10

目に見えない伴走者

この1年、エンドオブライフ・ケア協会(ELC)の養成講座(2日間)を終えると、声がかれてしまい、うまく話ができなくなっていました。この8月は、あまりにもひどかったので、耳鼻科を受診したところ声帯ポリー…
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2018.08

「わかること」 と 「できること」

2025年まであと6年4ヶ月程度となりました。平日は診療にあたりながら、週末を利用しての人材育成活動を続けてきました。もし、目の前に苦しんでいる人がいたとき、私たちに何ができるのか、多くの人に感心を寄…
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2018.07

タイタニックと大雪といのちの授業プロジェクト

2008年をピークに、日本は人口減少時代を迎えました。2017年の年間出生数は、94万1000人でした。一方、2017年の年間死亡数は、134万4000人で、これから徐々に出生数は減り、死亡数は増えて…
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2018.06

目に見える苦しみと、目に見えにくい苦しみ

 私が31歳のとき、横浜甦生病院ホスピス病棟に赴任してまだ半年も経たない1995年1月17日に阪神・淡路大震災がありました。見慣れていた光景が一変し、多くの人が被災に遭いました。私も、いても立ってもい…
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2018.05

プラスの連鎖が社会を変える

人口減少時代は、従来の社会保障の制度を根幹から揺るがすほどのインパクトを与えることが予想されます。今のままでは、多くの国民には、厳しい将来が待っているかもしれません。在宅医療に従事しながら、いつもこの…
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2018.04

あなたに会うために、今までのすべてがあった

医師になって間もなく32年目を迎えます。思えばとても医学部入れるような成績ではありませんでした。高校3年生になって受けていた模擬試験はことごとく合格の可能性5%未満、志望校変更が望ましいが続きました。…
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2018.03

本気で社会を変えたい

超高齢少子多死時代に向けて、人生の最終段階に対応できる人材育成の活動を行ってきました。その中で、いつも気になっていたことがあります。それは、社会に良さそうなことをしているだけなのか、それとも本気で社会…
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2018.02

わかることばで伝える重要性

診療・介護報酬同時改定が2月に発表されました。今回の改定では予想通り介護施設を含む在宅看取りを推進する改定となりました。特別養護老人ホームでは、看取り介護加算をしている場合でも在宅療養支援診療所側にも…
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2018.01

一緒に夢を追いかけましょう

地域包括ケアシステムは、住み慣れた地域で人生の最後まで過ごせる社会を目指すことを謳い、各地域で展開しようとしているシステムです。超高齢少子多死時代にむけて、必要なことは関係者の間では周知されています。…
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