院長紹介|一言コラム
2017.12
超高齢少子多死時代でも持続可能な社会を
これからどんな社会がやってくるのでしょう。若い人が希望に満ちて夢を語れる社会であれば良いのですが、現実はかなり厳しい未来が待っています。高齢者は増え、1人暮らし、認知症の人も増えていきます。一方で、急…
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2017.11
病がくれた勇気/カラー
ある患者さんの詩を紹介します。その人の約50年の人生は、本当にいろいろなことがありました。在宅で緩和ケアを必要とする状況となり、ご自宅へ伺うようになりました。聡明で、いろいろな事に気づき、そして言葉に…
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2017.10
なぜジダン選手は頭突きしたのか?
小雨の降る10月17日の夜、東京駅に隣接する丸の内トラストタワー本館の26階ホワイト&ケース法律事務所の会場にて、FITチャリティ・ラン2017支援団体懇親会に参加し、エンドオブライフ・ケア協会の理事…
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2017.09
レジリエンスを育むために
総務省の発表によると、65歳以上の高齢者人口(9月15日現在)は推計で3514万人となり、総人口に占める割合が27.7%となりました。これは過去最高であるだけではなく、これからさらにこの割合が増えてい…
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2017.08
仕事と介護の両立
団塊の世代がすべて後期高齢者になる2025年には、要介護状態の人が爆発的に増えることが予想されます。課題になるのは介護を必要とする高齢者だけではありません。今まで元気であったはずの親が、急に介護を必要…
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2017.07
死を前にして、人は何が見えるのでしょう?
一般的に、死を前にすると、人は怖い、嫌だ、不安、悲しいという負の感情が現れます。しかし、すべての人が、負の感情だけを持つとは限りません。たとえ目の前に死が見えたとしても、幸せである、穏やかであるとプラ…
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2017.06
在宅看取りの問題が解決できない理由
超高齢少子化多死時代にむけて、地域包括ケアシステムが謳われて久しいです。「在宅医療・介護連携推進事業」が2015年度から始まり、2018年4月までには全国で医療—介護連携の体制ができあがるとされていま…
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2017.05
求められる在宅療養支援診療所とは
来年は、医療整備計画が更新されることもあり、今年の3月に各都道府県知事宛てに厚労省医政局長から通達が出されました。特に2025年にむけて、今回の医療整備計画は、各都道府県においては重要な位置づけになる…
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2017.04
在宅医を増やそうプロジェクト
1人の人間の力はとても小さなものです。ちっぽけで、何もできないと感じることもあります。それでも、小さな力が合わさっていくとき、大きな力になります。2年前には、まだエンドオブライフ・ケア協会はありませ…
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2017.03
大切な人を失うことは悲しいこと
私がまだ慈恵医大の学生の頃、1つの自信がありました。もし未告知の患者さんがいて、その患者さんから「私に本当の病状を知らせてほしい」と言われたら、私は嘘をつけない、ということでした。ですから、治すことが…
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2017.02
在宅医師の役割と課題
2月16日(木)放送のNHK「クローズアップ現代」を観ました。皆さんは、どのように感じたでしょうか?決して在宅医療がユートピアではなく、厳しい現実もあると問題提起して頂いたように思いました。 冒頭は大…
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2017.01
超高齢少子化問題とエコシステム
2017年を迎えました。いよいよ超高齢少子化多死時代が近づいてきました。これから高齢者の割合が年々増えていきます。そして、その高齢者を支える若い人たちの割合は減っていきます。その中で、きわめて多くの人…
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