クリニックについて
院長紹介|一言コラム

2013.12

2013年を振り返って

 今年も無事に12月を迎えました。開業して8年目を迎え、このように診療を継続できてきたことが、何よりの感謝です。今年の1月から12月の中旬まで、在宅での看取りは180人を越えました。終末期の患者さんを…
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2013.11

第37回日本死の臨床研究会年次大会

2013年11月2日と3日、島根県松江市で開催された第37回日本死の臨床研究会年次大会に参加してきました。死の臨床研究会の特徴は、事例検討にあります。50分かけて、困難な事例に対する意見交換を行うもの…
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2013.10

援助をわかりやすい言葉にする

 最近、こだわっていることの一つに、“援助をわかりやすい言葉にする”ことがあります。その理由は、日に日に弱っていく人と、どのように関わって良いかわからない、という言葉を現場で耳にするからです。今までは…
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2013.09

在宅医療連携拠点事業報告で足りないものは?

 平成24年度在宅医療連携拠点事業の報告書が厚労省のHPに掲載されました。多死時代にむけて、安心して人生の最期を過ごせるようにと厚労省が特に力を入れてきた活動です。主な内容として、1)多職種連携の課題…
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2013.08

緩和ケアとは?

 がん診療において、緩和ケアの重要性は高まってきました。日本緩和医療学会の中に緩和ケア普及啓発事業という活動があります。通称オレンジバルーンという愛称で呼ばれていて、皆さんの中にもご存知の方が多いこと…
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2013.07

ショートステイでの看取り

 多死時代を迎えるにあたり、急性期の病院だけで終末期の患者さんの支援を行うことは困難であることは明らかです。自宅や介護施設で、看取りを担っていく必要があります。この数年で、介護施設での看取りに関わるこ…
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2013.06

真の援助者について

日本死の臨床研究会の企画委員長として、この数年、年次大会で“真の援助者”について参加者と話し合ってきました。様々な立場の人の意見を集約しながら、次の4つにまとめることができました。この場を借りて紹介し…
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2013.05

在宅緩和ケアの課題

先日、緩和ケアを専門にする医療従事者が集まる会に参加する機会がありました。在宅を専門に活動されている発表があり、気になったことが2点ありました。1点目は地域連携の課題です。大学病院に通院されていた患者…
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2013.04

どうしたら緩和ケアの魅力を伝えることができるでしょうか

今年は例年になく桜が早く開花しました。そして、最近はハナミズキの白い花が色鮮やかに咲いています。 緩和ケアを専門とするクリニックを開設して6年半が経ち、在宅看取りは1000人を越えました。そして、ここ…
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2013.03

数字ではなく顔の表情を大切に

終末期の医療に永年携わる中で、どのような表現をすると、緩和ケアのエッセンスを伝えることができるのかと苦心しておりました。現場で耳にするフレーズは、“どのよう接してよいかわからない”、“どのように声をか…
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2013.02

映画レ・ミゼラブルをみて

文豪ビクトル・ユーゴの小説を元に映画化されました。舞台は1815年のフランスです。妹の子どもためにパンを盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャンは、仮釈放となります。しかし、仕事もなく困っていると…
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2013.01

2013年・年頭にあたって

あけましておめでとうございます。無事に2013年の新年を迎えることができました。ひとえに多くの支えがあってのことと感謝申し上げます。さて、2013年の年は、クリニックにとって大きな節目になる年と考えま…
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